
GASとは?─GASの4つの特徴─
GASとは、Googleが提供するプログラミング言語のことです。 Gmail、Googleスプレッドシート、Googleカレンダーなどを連携させて、複雑な処理を自動でおこなうことができます。
「プログラミング」と聞くと難しそうですが、実はバックオフィス担当者こそ知っておくべきメリットがたくさんあります。
今回は、バックオフィスの強い味方になる「GAS」の基本と、給与計算業務での活用例をご紹介します!
1.コストがかからない
Googleアカウントがあれば、誰でも無料で使い始めることができます。
有料アカウントではイベントの作成数などの上限が増え、活用の幅が広がり、本格的にGASを活用したい方は有料アカウントの契約がおすすめです。
2.面倒な準備が不要
ソフトをインストールする必要はなく、ブラウザ(Chromeなど)さえあれば、今すぐ始めらることができます。
3.初心者でも学びやすい
世界中で使われている「JavaScript」がベース。ネット上に解説サイトやサンプルコードが豊富にあるため、コピー&ペーストから始めることも可能です。
4.外部ツールともつながることが可能
Google製品だけでなく、チャットワークやSlack、LINEなどとも連携できます。

弊社での活用例
・お客様からの資料提出通知
お客様が共有フォルダに資料をアップロードした瞬間、担当者のチャットワークに「資料が届きました!」と通知が飛ぶように設定しています。これにより、確認漏れをゼロにしています。
・定型業務のチェックリスト作成
毎月のルーチン作業を、指定の日に自動でタスク化。うっかり忘れを防止しています。
今回はこちらを例として、GASの操作を解説していきますよ!
チャットワーク上でのメッセージのリマインド設定が可能になり、
この操作をマスターするだけで毎日の業務の負担がグッと減ります!!

Googleサービスから起動する方法
App Scriptを開く
【スプレッドシートの場合】
「拡張機能」→「App Script」をクリックします。
・プログラムコードを入力
実装したい内容に合わせて、プログラムコードを入力していきます。
実装後は一度テストを行い、問題がなければそのまま運用しましょう。
実際に運用してみましょう
①①https://script.google.com/home?pli=1にアクセス
// チャットワークにメッセージを送信するGAS
function sendChatworkMessage() {
// プロパティサービスからAPIトークンとルームIDを取得
const props = PropertiesService.getScriptProperties();
const API_TOKEN = props.getProperty(‘CW_API_TOKEN’);
const ROOM_ID = props.getProperty(‘CW_ROOM_ID’);// 値が取得できなかった場合のガード(エラー回避)
if (!API_TOKEN || !ROOM_ID) {
console.error(“APIトークンまたはルームIDがスクリプトプロパティに設定されていません。”);
return;
}// 送信するメッセージ
let message = “”;
message += “テストメッセージ” + “\n”;
message += “テストメッセージ2” + “\n”;// ライブラリを使ってチャットワークに送信
const client = ChatWorkClient.factory({token: API_TOKEN});
client.sendMessage({
room_id: ROOM_ID,
body: message
});
}
②上記のGASをコピペして下のようになればOK

③ライブラリのIDの欄に下記のURLをコピペ

1nf253qsOnZ-RcdcFu1Y2v4pGwTuuDxN5EbuvKEZprBWg764tjwA5fLav
④チャットワークのアカウントの「サービス連携」から閲覧できるAPIを確認


⑤歯車マークのページの最下部のスクリプトプロパティの追加に上記のように入力し追加

⑥チャットを飛ばしたいページのURLの数字の部分をCW_ROOM_IDの値に追加

実行をクリックし、テストメールが送信されたら成功!
応用編

↑トリガーの部分をクリックすると

↑自動送信の予約が可能


また、送信メッセージに専用のタグ付けなども可能です!
まとめ
「GASは便利そうだけど、自分で組むのは少しハードルが高い……」 そう感じられた方もいらっしゃるかもしれません。
最近では、ChatGPTなどの生成AIに「スプレッドシートのA列が空欄ならチャットワークに通知するGASを書いて」と頼むだけで、コードを作ってくれる時代になりました。
まずは「この作業、自動化できないかな?」と疑ってみることから始めてみませんか?
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