こんにちは!
株式会社みらいパートナーズnote編集担当の
星川です!
「〇〇さんの住民税、なんで私より高いんですか?」 「今月、残業代が少ない気がするんですけど…」 「育休手当って、給与明細に載るんですか?」
毎月の給与明細が発行される時期になると、人事部や総務部の皆さんの元には、社員さんからのいろんな質問が舞い込んできますよね。社員さんにとっては、自分のお金に関わることなので当然の疑問ですが、一つ一つ丁寧に説明するのは結構な手間と時間がかかります。
もしかしたら、「うちの社員さん、こんなことも知らないの!?」と、ちょっとイラッとしてしまうこともあるかもしれません。でも、給与計算って、実はとっても複雑な仕組みで成り立っているんです。社員さんが疑問に思うのは、むしろ自然なことなんですよ。
今回は、そんな社員さんから「よく聞かれる給与計算の質問」の中から、ベスト5をピックアップ!それぞれの疑問に分かりやすくお答えしながら、給与計算の「なぜ?」を解消していきましょう。そして、これらの質問にスマートに対応するための「秘策」もご紹介します!
社員からよく聞かれる給与計算の質問、ベスト5!
Q1. 「なんで先月より手取りが少ないんですか?」
これは給与に関する質問で最も多いのではないでしょうか?額面(基本給など)は変わっていないのに、手取りが減ると不安になりますよね。
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A. 手取りが減る主な原因は、社会保険料や税金の変動です。
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社会保険料の改定: 毎年9月に社会保険料(健康保険、厚生年金)が見直されることがあります。給与額が上がると、それに伴い社会保険料も上がることが多いです。
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住民税の変動: 住民税は前年の所得に基づいて計算され、毎年6月から新しい税額が適用されます。前年に残業が多かったり、ボーナスが多かったりすると、6月以降の住民税が高くなることがあります。
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控除額の変動: 扶養家族の変更や、生命保険料控除などの控除額が変わると、所得税の金額も変動します。
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あとは欠勤のあった月は当然手取りは少なくなりますよね!
Q2. 「残業代って、どうやって計算されているんですか?」
特に残業が多い月など、社員さんが気にしやすいポイントです。計算方法が不明瞭だと、不信感にも繋がりかねません。
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A. 残業代は、「1時間あたりの賃金」に「割増率」をかけて計算されます。
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割増率の例: 法定時間外労働(通常労働時間超)は1.25倍以上、深夜労働(22時~5時)は1.25倍以上、法定休日労働は1.35倍以上が基本です。
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会社によっては、これらの他に「所定外労働手当」など独自のルールがある場合もあります。給与明細に「時間外手当」などの項目があるか確認し、疑問があれば会社の規定を確認してみましょう。
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Q3. 「有給休暇を取ったのに、給料が減ってませんか?」
有給休暇は「給料がもらえる休み」という認識が一般的ですが、計算方法によっては誤解が生じることも。
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A. 有給休暇中の賃金計算方法は、会社によって主に3つの方法があります。
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通常の賃金(所定労働時間働いたとみなす)
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平均賃金(過去3ヶ月の給与平均)
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健康保険の標準報酬日額(社会保険料の計算に使われる日額) 多くの会社では「通常の賃金」を採用していますが、念のため会社の就業規則を確認してみましょう。正しく計算されていれば、給料が減ることはありません。
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Q4. 「年末調整って何ですか?扶養控除ってどうすればいいんですか?」
年末になると、多くの社員さんが疑問に感じるのが年末調整です。特に新入社員や扶養家族が増えた社員さんからは、具体的な手続きについて聞かれることが多いでしょう。
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A. 年末調整は、会社が従業員の1年間の所得税を正しく計算・精算する手続きです。源泉徴収された所得税額と、本来納めるべき税額の差額を調整します。
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扶養控除: 配偶者や子ども、親などを扶養している場合、所得税の負担が軽くなる制度です。年末調整時に「扶養控除等(異動)申告書」を提出することで適用されます。
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生命保険料や地震保険料、iDeCoなども控除の対象になる場合があるので、年末に配られる書類をしっかり確認し、会社に提出しましょう。
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Q5. 「賞与(ボーナス)って、どうやって計算されてるんですか?」
ボーナスを楽しみにしている社員さんからの、金額に関する質問もよくあります。
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A. 賞与の計算方法は、会社の規定によって様々です。
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基本給連動型: 「基本給の〇ヶ月分」のように、基本給に連動して支給されるのが一般的です。
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業績連動型: 会社の業績や個人の評価に応じて金額が変わるタイプもあります。
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また、賞与からも社会保険料や所得税が控除されます。特に所得税は、賞与の金額が大きいため、引かれる税金も大きくなる傾向にあります。
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給与計算の負担、もう限界ではないですか?
社員さんからの質問に丁寧に応えることも大切ですが、その前に「給与計算業務そのもの」が大きな負担になっていませんか?
「法改正の対応が大変…」「担当者が辞めたらどうしよう…」 もし、そんなお悩みがあるなら、給与計算のアウトソーシングが解決策になるかもしれません。
「『給与計算はアウトソーシングすべき?』メリット・デメリットを徹底比較!」のコラムで、その理由を詳しく解説しています。
社員の疑問にスマートに対応!「みらいパートナーズ」の給与計算アウトソーシング
社員さんからの給与に関する質問は、一つ一つが非常に大切です。丁寧に、そして正確に答えることで、社員さんの安心感や会社への信頼感は大きく向上します。
しかし、これらの質問に毎回対応するのは、人事や総務の皆さんにとって大きな負担ですよね。特に、複雑な計算や法改正に関する質問は、専門知識が必要となるため、すぐに答えられないこともあるかもしれません。
そこで、私たち株式会社みらいパートナーズの出番です! 私たちは、給与計算をメインとしたBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業のプロフェッショナル集団です。給与計算業務をアウトソーシングいただくことで、貴社と社員さんの双方にメリットを提供します。
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社員さんの疑問にも的確に回答: 私たちが給与計算のプロとして、貴社から社員さんへの説明に必要な情報提供や、複雑な質問へのサポートを行います。もう「誰が答えるの!?」と焦る必要はありません。
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常に正確な給与計算: 最新の法改正に完璧に対応し、複雑な計算もミスなく処理します。社員さんが「あれ?」と思うような計算ミスを未然に防ぎ、信頼を築きます。
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スムーズなコミュニケーション: お客様とは直接チャットで密にやり取りできます。給与計算に関する急な確認事項や質問にも、スピーディーに対応。まるで社内に給与計算の専門家がいるかのような安心感を提供します。
給与計算に関する疑問が少ない会社は、社員さんにとって非常に働きやすい場所です。社員さんの「なぜ?」を「なるほど!」に変え、会社への信頼をさらに深めませんか?
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